
「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ
武藤貴宏
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2012-10-15
この本について
仕事がつまらないとか、気づけば毎日「まあこんなもんか」で終わってしまうとか、そういう感覚って誰でもありますよね。やりたいことがないわけじゃないけど、本気になれるほどのエネルギーが湧いてこない。自分でも理由がよくわからないまま時間だけが過ぎて、ふと「このままでいいのか」と立ち止まってしまう。僕自身もずっと同じところでくすぶっていたので、あの感じはよくわかります。 この本が効くのは、「何をすべきか」より前に、「そもそも自分は何に反応しているのか」を掘り下げる視点をくれるところです。たとえば、嫌いなものや許せないと感じるポイントを徹底的に見にいくと、そこに自分の大事な価値観が潜んでいるという指摘は、読んだ人が強く保存していた部分でもあります。好きより嫌いのほうが先に動くことって、実は多いですよね。また、「本気になれる対象を探す」のではなく、「本気という状態をつくるクセを育てる」という考え方も、日常をどう扱うかの基準をひっくり返してくれる。いきなり大きな挑戦をしなくても、目の前の退屈な仕事で一箇所だけ一番を取りにいく、そういう小さな積み重ねの話が多くて、妙に現実的なんです。 もっと言えば、「本気でやった自分なら、1年後に振り返ったとき必ずわかる」という感覚も、僕には刺さりました。結果よりも“泣けるくらい本気で向き合えたか”という基準は、これからの働き方を考えるうえで使える軸になると思います。 自分の熱量がどこに眠っているのかよくわからないまま日々が過ぎていく人に、静かに響く本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




