
日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学~ (光文社新書)
桐村 里紗
光文社 / 2018-06
累計読者数11
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推定読了時間 約5時間26分
star総合評価 69/100
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この本について
最近、ふとした瞬間に「あれ、自分って大丈夫かな」と気になることってありませんか。寝不足の朝に口が乾いていたり、ストレスが続くと体のにおいが強くなった気がしたり。自分では気づきにくいぶん、余計にモヤモヤするところです。僕も同じで、一度気になり始めると生活のあちこちに原因が潜んでいる気がして落ち着きませんでした。 この本は、そんな不安を一気に“生活レベル”まで落として考えられるところがよかったです。たとえば、寝る前1時間スマホを触らないだけで、交感神経の緊張が緩んで口臭やストレス臭が軽減される話。あるいは、肝臓が弱っていると体臭や口臭に直結するから、アルコール量や栄養の摂り方を変えていく必要があるという点。さらに、舌や歯のケアを力任せにやるのではなく、「優しく」「タイミングをずらす」だけで状況が変わるという発想も、すぐ試せるのに意外と知らなかったところでした。 読んでいて思ったのは、においって“印象”の問題というより、その人の生活や体の状態がそのまま出てしまうだけなんだな、ということです。だからこそ、怖がるよりも、小さな選択を積み重ねていくほうが現実的で、生き方にもつながってくる。本書はその道筋を淡々と教えてくれるタイプの一冊です。 自分のコンディションの小さな乱れに気づきやすい人、または「なんとなく最近調子が悪いけど理由がわからない」という人には、特に刺さると思います。
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出版社による紹介
調査によれば、在日外国人の7割が「日本人の口臭にがっかりした経験」があるという。35歳以上の日本人の8割が歯周病とのデータもある。無臭社会日本、と言うが、本当にそうなのか。「自分は臭わない」「外国人に比べれば体臭は少ない」との思い込みは正しいのか?「加齢臭」「ミドル臭」「スメハラ」などの言葉が流行する昨今、「気にしすぎ」と一刀両断してよいのか。医師の視点でみると、口臭や体臭は、健康のバロメーター。体の「危機」を知らせるシグナルだ。表面的ではない、真のにおい対策は、根本的な健康増進につながるのである。本書では、予防医学を専門とする内科医が、そもそもにおいとは何かにはじまり、におい物質と嗅覚や脳の関係、また口臭や体臭の種類や原因となる疾病に対策について、わかりやすく解説する。
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