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教科書に載ってないUSA語録

教科書に載ってないUSA語録

町山 智浩

文藝春秋 / 2012-10-05

累計読者数5
平均ハイライト数 17.4件/人
推定読了時間 約8時間58分
star総合評価 65/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、アメリカのニュースや映画の話題を目にしても、「背景がよく分からないまま流してしまうな…」というモヤモヤがありませんか。社会問題も文化の空気も複雑で、表面的な情報だけ追っていると、自分の中にうまく接続できないまま置いてけぼりになる感じ。僕もずっとそうでした。 この本は、そういう“置いてけぼり感”をほぐしてくれます。たとえば大銀行救済の裏にある「大きすぎて潰せない」というロジックや、ゾンビ映画に時代の恐怖がどう染み込むのか、さらには選挙資金の仕組みや人工芝の草の根運動まで、ニュースで聞くだけではピンとこない事柄を、具体的なエピソードと一緒に「そういう流れだったのか」と腑に落ちる形で見せてくれる。硬いテーマでも、目の前の生活や仕事の判断にまでつなげられるのがありがたいところです。 もう一つ助かったのは、アメリカの“言葉”の奥にある価値観を知れること。「awesome」の温度感や、IPOを「たぶん値段高すぎ」と茶化す視点、レディー・ガガの発言が持つ文脈など、単語ひとつにも歴史や社会の揺れが映っていると気づくと、ニュースの読み方も映画の見え方も少し変わります。 アメリカ文化を勉強したいわけじゃないけど、「毎日の情報の見え方をもうちょっと深くしたい」という人に刺さる一冊だと思います。僕もそうでしたが、断片的に知っていた出来事が線でつながっていく感覚があって、読後しばらく頭が静かになります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「週刊文春」人気コラムを1冊に。新聞、テレビ、ウェブでは分からない超大国アメリカの素顔とは。現地在住の著者が、「日本人の知らないアメリカ語」ともいうべき名言、失言、流行語から読み解きます。イーストウッド監督の「今、アメリカはハーフタイムなんだ」との言葉に、自信を失ったアメリカ国民はみな涙を流したとか。連載でおなじみの澤井健さんによるギャグセンスあふれるイラストも収録。まさに町山ワールド全開ともいうべき、1級のアメリカ批評本です。
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