
世界のニュースなんてテレビだけでわかるか!ボケ!!
さくら剛
累計読者数8
平均ハイライト数 36.6件/人
star総合評価 74/100
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この本について
ニュースを見るたびに、「結局どういうこと?」みたいな置いていかれた感じが残ること、ありませんか。世界情勢は気になるのに、専門用語や背景事情が複雑で、じっくり調べるほどの余裕もない。自分もずっとそんな距離感を抱えていました。 この本は、そのモヤモヤをちょっとほぐしてくれます。レアアースの価格がなぜ乱高下するのか、ギリシャがどうして破綻寸前までいったのか、ビットコインが「ただのデータ」から価値を持つようになったのか。知識として覚えるというより、「ああ、世の中ってこういう勘違いや利害や思惑で動いちゃうんだな」と具体的にイメージが湧くつくりになっています。例えば、中国がレアアースを安く売りすぎて他国が採掘をやめ、値上げで慌てて採掘を再開し、また値下げされて頓挫する……みたいな、人間くささ全開の話が続く。こういう裏側を知ると、ニュースに出てくる数字や方針がぐっと生活に近く感じられます。 それから、都市と地方で「他人への興味」がなぜ違うのか、ITがなぜインドで“身分制度の外側”になり得たのか、といった社会の根っこにある価値観の話も印象に残りました。仕組みだけでなく、そこにいる人たちの気分や事情まで含めて理解できるので、ニュースが急に平たい言葉で読めるようになります。 世界の出来事をもっと「自分ごと」で受け取りたい人には静かに刺さる一冊だと思います。
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