
短歌の友人 (河出文庫)
穂村弘
河出書房新社 / 2011-02-20
累計読者数4
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約3時間46分
star総合評価 17/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%
この本について
日々の出来事にちゃんと向き合っているつもりでも、どこか自分が“棒立ち”のまま流されているような感覚が抜けないことがあります。平凡さに救われる瞬間もあるけれど、それを言葉にすると急に薄っぺらくなる。あの違和感の正体がずっと気になっていました。 穂村弘『短歌の友人』を読むと、あのモヤモヤにうっすら輪郭が出ます。小さな違和感が現実の手触りを保証してくれることや、言葉には何度でも再生できる強さがあること。さらには、平凡さを堂々と言葉にするには、実は相当な“庶民性の濃度”が必要だという指摘。このあたりが、読者の方が保存した抜粋にもよく表れていて、まさに刺さった部分なんだろうなと感じました。 この本は、日常の手触りをどう掬い上げればいいのか悩んでいる人にとくに向いています。短歌の解説にとどまらず、言葉との距離の取り方をそっと調整してくれる一冊でした。
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出版社による紹介
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