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創造の方法学 (講談社現代新書)

創造の方法学 (講談社現代新書)

高根正昭

講談社 / 1979-09-20

累計読者数13
平均ハイライト数 19.9件/人
推定読了時間 約3時間18分
star総合評価 62/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

仕事でも生活でも、「どこが本質なのか分からないまま目の前の事例だけで判断してしまう」ことってありませんか。自分の経験に引きずられたり、説明がふわっとしたまま話が進んだりして、後から「そもそも何が原因なんだっけ」と迷子になるあの感じです。僕も同じで、結局“思いつき”と“再現性のある考え方”の境界がずっと曖昧でした。 『創造の方法学』を読んで少し風向きが変わったのは、因果関係を扱うときの足場が具体的に見えたことでした。独立変数と従属変数を切り分ける、時間の順序を確認する、余計な変数を疑う…という基本動作を、人文・社会系の題材で丁寧に追っていく。抽象だけでもなく、経験だけでもなく、その間を行き来しながら考える姿勢が描かれていて、「自分の判断もこの手順で整えられるかもしれない」と感じました。単体の事例に振り回されず、複数のケースを並べて“どんな論理で違いが生まれているのか”を探る視点も、そのまま日常の問題整理に持ち込めます。 自分の体験を一般化しすぎないための距離感が欲しい人、あるいは「説明の筋」をもう少し自分の手でつくれるようになりたい人には、けっこう響くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

西欧文化の輸入に頼り、「いかに知るか」ではなく、「何を知るか」だけが重んじられてきた日本では、問題解決のための論理はいつも背後に退けられてきた。本書は、「なぜ」という問いかけから始まり、仮説を経験的事実の裏づけで、いかに検証していくかの道筋を提示していく。情報洪水のなかで、知的創造はいかにしたら可能なのだろうか。著者みずからの体験をとおして語る画期的な理論構築法が誕生した。(講談社現代新書)
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