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「働き方」を変えれば幸せになれる? 平成日本若者論史

「働き方」を変えれば幸せになれる? 平成日本若者論史

後藤和智

累計読者数4
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star総合評価 27/100
boltライト読書型
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この本について

働き方の話になると、気づけば「海外に行けば自由になれる」「日本はもう縮小するんだから…」みたいな極端な意見に巻き込まれて、なんとなくモヤっとすることありませんか。自分の働き方がしんどいのは事実なのに、解決策が“逃げるか諦めるか”の二択みたいに語られると、置いていかれる感じがするんですよね。 この本は、そうした空気に流されたくない人にとって、かなり冷静な足場をくれます。例えば、よくある「外国人のほうが日本の問題点をわかっている」という雑な論法を丁寧にほどいてくれたり、「社会や制度は変えられない」という諦めを強めるだけの語りに距離を取らせてくれたりします。そして何より、労働環境に異議を申し立てることは権利として認められている、という当たり前の事実をきちんと示してくれるので、“自分が悪いんじゃないか”という思い込みから一歩抜け出しやすくなるんです。 読んでいると、働き方を個人の工夫の話に押し込めず、社会全体の構造として見直す視点が少しずつ育っていきます。派手な解決策は出てきませんが、その分、日常の仕事や生活で「あれ、本当にそれしか選択肢がないんだっけ」と考え直す余地が増える感じがあります。 「逃げるか、耐えるかの二択しか語られない世界に違和感がある人」に刺さると思います。

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