ヨムナビ
日本語という外国語 (講談社現代新書)

日本語という外国語 (講談社現代新書)

荒川洋平

累計読者数3
平均ハイライト数 5.3件/人
star総合評価 31/100
boltライト読書型

この本について

日本語のことをずっと使ってきたはずなのに、「なんでこうなるんだろう」と説明しようとすると途端に言葉に詰まることがあります。英語学習をしていても、日本語の仕組みを理解していないせいで、比較しにくかったり、逆に自分の母語がいちばん謎に思えてきたりします。そういうモヤモヤを抱えている人には、この本がけっこう効きます。 読んでいて印象的だったのは、日本語が「簡単そうに見えて実はそうでもない」部分と、「難しそうに見えて実はそこまででもない」部分を、かなり具体的に示してくれるところです。例えば、子どものうちから“頭”のような漢語で複雑な概念まで一気に覚えていることや、日常会話を理解するのに必要な語彙が他言語より圧倒的に多いことは、言われてみれば確かにと感じます。一方で、動詞の活用がシンプルだったり、音の数が少なかったり、日本語が「話す分にはそこまで難しくない」言語でもあるという指摘も、肩の力を抜いて読めます。 母語を当たり前として扱ってきた人ほど、「自分はどんな言語の上に立っているのか」を考え直すきっかけになる本です。とくに、日本語学習者に説明しようとして詰まったことがある人には刺さると思います。

荒川洋平の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要