
「そ・わ・か」の法則
小林 正観
サンマーク出版 / 2011-12-10
この本について
仕事でも日常でも、つい「気持ちの持ちようなんて変えられないよ」と思う瞬間があると思います。言葉にしてみれば簡単だけど、実際には雑念だらけで、目の前のことに振り回されるばかり。そんなときに、この本を読んだ人が「保存したくなる」箇所を眺めていると、どうやらみんな“言葉が自分に返ってくる感覚”にピンときているように見えます。 特徴的なのは、スピリチュアルっぽい語り口に見えて、実際に扱っているのがとても日常的な行動だということです。たとえば「ありがとうが現象を早める」という話も、単なるおまじないではなく、自分の心の音量を整えるための装置として読むとしっくりきますし、「トイレを磨くと自分が好きになる」というのも、行動が思考を連れてくる典型のように感じます。言葉、想念、行為のどれに力があるのかを考えたときに、「まず口から出るものを変えると楽」という視点は、日々の生活に落とし込みやすいと思います。 個人的におもしろかったのは、「願いの語源がねぎらい」という話で、欲望の表明ではなく、すでに起きているものへの感謝がベースだと知ると、頼り方が少し柔らかくなるところです。幸せの本体はどこかにあるのではなく、「今この瞬間に、そう思えたらそれで満ちる」という説明も、行動のハードルを下げてくれます。 自分の感情の波に疲れやすい人、暮らしを大げさに変えたいわけじゃないけれど、毎日の心のざわつきを少し静かにしたい人に合う本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの62%が集中しています。
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