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「怒れない人」の心理 (PHP文庫)

「怒れない人」の心理 (PHP文庫)

加藤 諦三

PHP研究所 / 2013-06-19

累計読者数5
平均ハイライト数 46.6件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 28%

この本について

最近、怒りたいのに怒れないまま疲れ切ってしまう人とよく話します。相手に合わせてばかりで、帰り道だけモヤモヤする。嫌われたくない気持ちが強すぎて、自分の本音を置き去りにしてしまう。頭では「無理してる」とわかっていても、いざ関係にひびが入りそうになると怖くて何も言えない。そんな状態が続くと、怒りより先に憂うつが来るんですよね。 この本が効くのは、「なんで自分だけこんなに我慢してるんだろう」という感覚がある時です。ただ「怒りを出しましょう」と言うのではなく、なぜ怒れなくなったのか、その背景にある“迎合のクセ”や“嫌われる不安”をかなり丁寧に言語化してくれます。相手に気に入られようとした瞬間に相手の姿が見えなくなること、自分が傷つきやすいと他人をすぐ恨んでしまうこと、そして怒りを抑え続けると憂うつに流れていく仕組み。こういう部分を読んでいくと、「これ、怒れない私の問題じゃなくて、長年の習慣だったんだな」と少し視点が変わります。 特に刺さったのは、無理を“犠牲”として感じるのは、相手が嫌いなときだけという指摘です。好きな人には自然にできることでも、評価されたい相手だと一気に苦しくなる。ここを腑に落とすと、誰にどこまで関わるかの線引きが少し楽になります。 自分の怒りの扱い方がずっとわからなかった人、あるいは「怒れない性格って直るのかな」と思っている人には、じんわり効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人間関係に悩む人は、心の底に自身も気づいていない敵意があるのでは? 自分の中の「怒り」に気づき、解決する方法を心理学者が伝授する。 【PHP研究所】
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