ヨムナビ
高慢と偏見(上) (ちくま文庫)

高慢と偏見(上) (ちくま文庫)

ジェイン・オースティン、中野康司

グーテンベルク21 / 2002-11-15

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 18%

この本について

人間関係で相手の「本音」が読めなくて、つい勘ぐってしまうことってありませんか。相手は善意なのか計算なのか、自分はどう見られているのか……考え始めると、どんどん迷路に入り込むあの感じです。最近、僕もそんなモヤモヤを抱えたまま過ごしていたのですが、『高慢と偏見』を読み返していて、少しだけ呼吸がしやすくなりました。 この物語には、社交界の駆け引きや、トランプゲームのような場面がいくつも出てきます。でも本当に刺さるのは、ビングリー姉妹の思惑に対してエリザベスが言い放つ「最初の前提が間違ってるわ」という一言や、「自尊心と虚栄心は全然違う」という静かな指摘でした。他人の行動を“こういう人だから”と決めつけてしまう自分にも、他人の目を気にして妙に背伸びしてしまう自分にも、思い当たるところが多すぎて、読んでいてちょっと背中を押されました。 この本が効くのは、誰かを見誤ったときの気まずさを知っている人や、つい他人基準で動いてしまいがちな人だと思います。登場人物たちの会話を追っていくと、「自分の見方がすべてではない」と自然に気づかされるし、他人の評価と自分の尊厳をちゃんと分けて考える感覚が戻ってきます。恋愛小説というより、人間観察の本として読むと、一つひとつのセリフが今の生活にもつながってくるはずです。 人づきあいの中で、自分の“感じ方の癖”を見直したい人に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「イギリスの田舎に生まれたこの牧師の娘の小説の世界は、たしかに狭いもので、それは十八世紀後半の田舎紳士階級の世界である。しかしその小宇宙の中に、なんという緊張、なんという葛藤が行われていることか!」(レイモンほか)...冒頭のベネット氏夫妻の会話はすでに、この日常的な緊張をはらんでいる。皮肉の達人といわれるオースティンの代表作。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要