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記憶力

記憶力

ウィリアム・ウォーカー アトキンソン and ハーパー 保子

講談社 / 2001-01-20

累計読者数8
平均ハイライト数 9.4件/人
推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

人の名前を思い出せなかったり、読んだ本の内容が翌日には薄れていたりして、「自分ってこんなに注意力なかったんだっけ」と落ち込む日、けっこうあります。頑張って覚えようとしているつもりでも、どこでつまずいているのかよく分からないまま時間だけが過ぎていく感じがありますよね。 この本は、いわゆる“記憶術”というより、まず「見る」「思い出す」というごく基本の行為を丁寧にやり直すところから始まります。たとえば、身近なものを観察して、細部を思い出し、抜けている部分を確認してまた思い出す。子どもの頃に戻ったみたいな地味な作業なんですが、これを繰り返すと、自分でも気づかなかった“注意の雑さ”がじわっと浮き上がってきます。また、建物の窓の数や人の顔の細部を覚える練習は、実生活の中で「あ、今ちゃんと見てる」と実感できる瞬間が増えていくのが面白いところでした。 もう一つ大事だと思ったのが、「興味と注意力の関係」です。興味が薄いと注意も薄くなり、結果として記憶が曖昧になる。この本はそこで無理に根性論へ向かわず、自分の中に質問を投げかけて興味を作る方法を教えてくれます。テン・クエスチョンの考え方は、仕事で情報を整理するときにもそのまま効きました。 地味だけど、確実に頭の使い方が変わるタイプの一冊です。表面的なテクニックではなく、「注意の質」を鍛えたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

解き明かされる記憶力の秘密。神経科学の目覚ましい進歩によって脳の記憶の実体がついに見えてきた。記憶力を高める「夢の薬」を研究する著者が、LTPやシナプス可塑性などの最新理論を解説しながら、科学的に記憶力を高めるための具体的な方法を紹介する。(ブルーバックス・2001年1月刊)
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