
私の仕事術 (講談社+α文庫)
松本大
講談社 / 2006-08-20
累計読者数4
平均ハイライト数 33.8件/人
推定読了時間 約2時間28分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
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この本について
仕事をしていると、「頼まれたら断れない」「全部やろうとしてパンクする」「でも手を抜くと、自分の信用が落ちる気がする」みたいな、言葉にしづらい葛藤がじわっと溜まっていきます。私自身、このあたりの線引きがずっと曖昧で、気づけば自分で自分を追い込んでしまうタイプでした。 『私の仕事術』は、そんな“うまくやりたいけど、全部は抱えきれない”という現実の中で、生き残るための視点が淡々と置かれています。印象的なのは、義理人情や努力を否定しないまま、それでも「自分の限界をわきまえる」ことを信用の土台として扱っているところ。無理に広げた風呂敷が信用を削る、という指摘は、経験のある人ほど刺さるはずです。また、「まず動くことで情報が入る」「判断のスピードを短くする」という考え方は、忙しさに流されがちな人ほど、日々の行動の置き場所が変わると思います。 最終的には、やりたいことを仕事に寄せていく姿勢や、到達点のない“方向”で目標を持つ感覚が、少し肩の力を抜かせてくれる。すぐに劇的な変化が起きる本ではありませんが、実務に沈んでいる時に読むと、静かに効いてきます。 自分の「やれる範囲」と「やりたい方向」の折り合いに悩む人に、特にしっくりくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
元ゴールドマン・サックスのゼネラル・パートナー(共同経営者)にして、株式上場の際、手に入れられたはずの数十億円の報酬を捨てた男。郵便局に代わる新しい金融インフラ構築、日本の資本市場をよくすることを目指し、あらたなる理想のビジネスに邁進する筆者が語る、世界基準の仕事術の真髄。※本書は、2003年に小社から刊行された『10億円を捨てた男の仕事術』に、一部訂正、加筆のうえ、改題し文庫化したものです。
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