
ジョイント・ベンチャー戦略大全―設計・交渉・法務のすべて
宍戸 善一, 福田 宗孝, and 梅谷 眞人
東洋経済新報社 / 2022-01-21
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この本について
「合弁を組むとき、相手が本当に動いてくれるのか」「出資比率って“対等”にするのが正解なのか」「ブランドや技術の扱いで後から揉めそうで怖い」。実務でジョイント・ベンチャーに触れたことがある人なら、一度はこんなモヤモヤを抱えると思います。僕もまさにそのタイプで、資料や記事では埋まらない“現場の不安”がずっと残っていました。 この本が面白いのは、きれいごとではなく、合弁が抱えるリアルなリスクや利害の衝突を、そのまま構造として描いてくれるところです。パートナーの人的資本をどう引き出すか、出資比率と実質的な貢献がズレたとき何が起こるか、ブランドや技術をライセンスした瞬間にどんな落とし穴が生まれるか。抽象的な「シナジーが大事」ではなく、双方の思惑をゲームとして捉える視点が手に入るので、自分の立場で考え直す余地が生まれます。 特に僕が効いたのは、「合弁会社は独立して見えても、本質はパートナー間契約」という指摘でした。だからこそ、交渉をどう段階的に固めるか、撤退時のリスクをどう見積もるかが実務の核心になる。これを一度理解すると、相手の言動の意味が急に読みやすくなります。 新規事業やアライアンスに関わっていて、「相手と組むことの怖さ」を少しでも感じたことがある人には刺さると思います。
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出版社による紹介
ジョイントベンチャー実務の全体像を法と経済学の観点から整理、体系化した、合弁事業を成功へと導く最高峰の指南書、待望の改訂版。
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