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証券分析

証券分析

ベンジャミン・グレアム and デビッド・L・ドッド

Pan Rolling Inc / 2014-05-10

累計読者数9
平均ハイライト数 2.6件/人
推定読了時間 約16時間11分
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 28%

この本について

相場を触っていると、どうしても「この株はきっと上がるはずだ」とか、「みんな買っているし、まだ大丈夫だろう」といった気分のほうが先に立ってしまうことがあります。僕自身、数字より“雰囲気”に引っ張られて売るタイミングを逃したことが何度もあります。そんなときに立ち止まらせてくれたのが、グレアムとドッドの『証券分析』でした。 この本が効くのは、派手な必勝法を教えてくれるからではなく、「どこまでが事実で、どこからが自分の願望なのか」を切り離す視点をくれるところです。株価が乱高下しても先の展開は誰にも読めないし、本質的価値だって明確に一つの数字に定まるものでもない。ただ、それでもできることがある。企業の資産や収益など“現実に触れる部分”を丁寧に見ること。価値とのズレが大きくなりすぎたら、迷わず手放すこと。こういう、ごく基本なのに忘れがちな態度を思い出させてくれます。 読みながら、自分がどれだけ「無形資産だから」「優良株だから」という空気的な理由に依存していたかが露わになります。グレアムたちはそこを否定しきるのではなく、測りづらいものは測りづらいままに扱え、と淡々と促してくれる。その温度感がちょうどよくて、相場に振り回されて疲れた頭に落ちやすいんですよね。 相場の“物語”ではなく、現実に足を置き直したい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「古典」――この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。 本書はベンジャミン・グレアムをウォール街で不滅の存在にした不朽の傑作である。
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