
色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って (中公新書)
大山正
中央公論社 / 199401
累計読者数3
平均ハイライト数 18.3件/人
star総合評価 59/100
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この本について
部屋の色や服の組み合わせで「なんかしっくりこないな」と思うことってありますよね。自分の好みの問題なのか、ただ勘が鈍いだけなのか、判断基準がなくて迷うことが多い。僕も仕事部屋を整えるたびに同じ壁にぶつかっていました。 この本を読んで少し救われたのは、色に対する感情の揺れって、実はかなり共通している部分があると知ったことです。赤や黄が前に出て見え、青が下がって見えるという物理的な傾向もあれば、明るい色は軽く、暗い色は重く感じるという心理的な反応もある。さらに、文化によって「美しい」と感じる色が違うという指摘も、服選びや資料作りで腑に落ちる場面が多かったです。感覚頼みではなく、色に対する自分の反応がどこから来ているのかを言語化できるだけで、判断がだいぶ楽になるんですよね。 もうひとつ面白いのは、どんな対象でも「価値・活動性・力量性」という三つの軸で人の印象が整理できるという点です。これは色に限らず、人が何かをどう“感じているか”の構造そのものに触れている話で、日常の選択にもじわっと効いてきます。部屋の配色に迷っている人も、資料の色使いに悩む人も、自分のセンスの問題だと片づけていた部分が少し軽くなるはずです。 「色の好みや印象の差にいつもモヤモヤしている人」に静かに刺さる本だと思います。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの53%が集中しています。
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