
奇跡の30秒背骨ストレッチ (王様文庫)
小池 義孝
三笠書房 / 2013-06-20
この本について
最近、なんとなく体が重いとか、姿勢が決まらなくて集中力まで落ちてくる…そんな日が続くときがあります。僕も「運動不足かな」とか「年齢かな」とか理由づけして流してしまいがちなんですが、よくよく考えると“背中まわりがいつも固いまま”で過ごしているだけだったりするんですよね。痛みまではいかなくても、じわっと不快な感じが続くあの状態です。 この本が面白いのは、難しい専門知識よりも「体のイメージのズレ」が不調につながる、という視点をくれたところでした。肺が“実際より小さいイメージ”のまま浅い呼吸になるように、背骨についても自分が勝手に作っている間違ったイメージがあり、それが固さや痛みを生んでいると。背骨は縮んだり伸びたりする“バネ”だと捉えて歩いてみるだけで、みぞおちから足が伸びていくような感覚が出てくるのが不思議でした。また、反り腰の人が仰向けで膝を立てると重力でカーブがゆるみ、20分の休憩だけでも腰の負担が軽くなる。その即効性は、実際にやってみるとよく分かります。 痛みが強い日は、目を閉じて意識を外に広げるようなイメージを使う、というメンタル面のアプローチも紹介されていて、「体を整える=筋トレ」みたいな思い込みが薄れました。日常の延長でできることばかりなので、続けるハードルも低めです。 姿勢のことを考えると気が重くなるけど、放置してると確実にしんどさが積み上がっていく…そんなタイプの人に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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