
上半身に筋肉をつけると「肩がこらない」「ねこ背にならない」 (だいわ文庫)
中野ジェームズ修一
大和書房 / 201404
この本について
肩こりやねこ背って、気づけばいつのまにか元に戻っていて、「結局どう直せばいいんだろう…」と悩むことが多いですよね。僕もストレッチ動画を試しては続かず、姿勢の意識も三日坊主で終わるタイプでした。でも、この本を読んでみて、そもそも続かない理由や、身体がこる仕組みそのものをすっ飛ばしていたんだと気づきました。 特に印象に残ったのは、肩や背中のハリって「筋肉量の低下」というもっと根本的なところから来ている、という指摘です。腕だけで2〜3キロある重さを、弱った筋肉が支えきれていない。だから、こりは姿勢の悪さというより「支える筋肉が足りていない悲鳴」なんだと腑に落ちました。また、いきなり負荷の高い筋トレではなく、動的ストレッチを大量にこなして肩甲骨を“動く状態”に戻すところから始めるという段階の踏み方も、焦らずやれる感覚があってよかったです。歩くときに下を向かない、といった小さな工夫も日常に取り入れやすくて、僕自身これだけで背中の丸まり方が変わりました。 きついことをやるより、気持ちよく続けられる状態を作る方が大事、という考え方に少し救われます。姿勢を直したいけど、運動が苦手だったり、ストレッチが続かない自分にちょっと落ち込んでいる人には特に合うと思います。僕と同じように「まず何から始めればいい?」と迷っている人には、現実的に一歩踏み出しやすい本でした。
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