
体幹を鍛えると「おなかが出ない」「腰痛にならない」 (だいわ文庫)
中野ジェームズ修一
大和書房 / 2015-02-15
この本について
おなか周りが気になるときって、とりあえず体幹トレーニングを増やしたり、YouTubeの腹筋動画を回したりしがちですよね。でも続けてみても、思ったほど変化が出ないというか、「これで合ってるのかな…」という不安だけが残ることも多いと思います。僕も腰に鈍い痛みがある日に無理して体幹をいじって、逆に悪化させてしまったことがあります。 この本は、そういう“なんとなくの努力”が空回りしがちな人に、動かす順番とか筋肉同士の関係を丁寧に教えてくれる感じでした。たとえば、体幹を鍛える前に下半身の大きい筋肉を使えるようにしたほうが効率がいいという話は、実際に階段が軽くなるイメージが湧きますし、日常で骨盤底筋をちょっと意識するだけでも体の使い方が変わる感覚はすぐ試せます。肛門を締めるだけの小さな動きで、自分の腹横筋がちゃんと反応しているか確かめられるのもありがたいところでした。 あと、腹直筋と腹横筋が勝手に連動してしまうとか、クランチとシットアップで鍛えられる筋肉が違う、といった細かい話は、自分のクセを自覚するきっかけになります。正しいフォームを“意識だけでなんとかする”のではなく、体幹ベルトみたいな道具を使うのも現実的な選択肢として紹介されていて、ストイック一択じゃないところも読みやすかったです。 トレーニングの情報が多すぎて、何から手をつけていいのかわからなくなる人に刺さる一冊だと思います。体を変えるというより、「自分の体がどう動いているのか」をつかみたいときにちょうどいい距離感でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
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