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話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)

長尾 剛

累計読者数6
平均ハイライト数 9.7件/人
star総合評価 41/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で判断に迷ったり、いざという場面で腹が決まらないまま動いてしまったり、そんな自分にモヤっとすることが僕はよくあります。結局「平時のゆるさ」がそのまま有事に出るんだよな…と痛感するのですが、頭では分かっていても日々の生活の中でどう整えていけばいいのかがつかめずにいました。 この本は、そういう“日常からつまずきやすいところ”に地に足のついた視点をくれます。読者が抜き出していた「正しい情報」「思考力」「胆力」を備えるという話は、結局は急なトラブルの時にあたふたしないための準備そのものなんですよね。特別な才能というより、普段からどれだけ観察し、学び、適度な緊張感を保てるか。その姿勢を言い訳なしで思い出させてくれます。また、「下の者の労苦を気の毒に思う」「仕事する姿を示す」という部分は、リーダー像を押しつけるのではなく、自分が昨日より少しマシになる方向をそっと指してくれる感じがあります。地位や肩書きよりも、ふだんの態度の積み重ねが周りに伝わる、というごく当たり前だけど忘れがちな点を丁寧に拾ってくれます。 感情論で背中を押す本ではないので、派手さはありません。でも、自分の足場をもう一段しっかりさせたい人には静かに効きます。特に「有事のときに慌てたくないけれど、平時の過ごし方をどう変えればいいのか分からない」という人には、思考と行動の整え方のヒントになると思います。

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