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[新装版]知命と立命 [新装版]人間学講話

[新装版]知命と立命 [新装版]人間学講話

安岡 正篤

累計読者数7
平均ハイライト数 65.7件/人
star総合評価 70/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

仕事で心がざわついたり、プライベートの不安が頭を占領して、目の前のことに手がつかなくなる時ってありますよね。僕自身そういう日が多くて、「平常心ってどう作るんだろう…」とずっと迷っていました。そんな時にこの本を読むと、感情を押し殺せと言うのでもなく、逆にポジティブになれと励ますでもなく、「動揺しつつも仕事を乱さない」という、ごく現実的な立ち方を示してくれるんです。 特に響いたのは、自分の思考や態度が他人や環境に引っ張られやすい時に、「独」という言葉をどう扱うかの話。孤立することではなく、依存せずに立つ姿勢のことだと説明されていて、これが意外なほど実務にも効きました。会議で周りの空気に寄りすぎる自分に気づいたり、判断を外注していた場面が見えてきたりします。また、不遇や逆境を“修行”として美化するのではなく、「平常を保つために自分を作る場所」と淡々と語る感じも、変に背中を押されすぎなくて心地よいんです。 もう一点、この本は「知る→覚える」型の知識ではなく、自分の内側に積み重ねたものだけが本物になるという視点を何度も問い直してきます。焦って答えを求めてしまう時こそ、一拍おいて自分を点検することの大事さを思い出させてくれます。 流行の言葉より、自分の軸を静かに整えたい人に刺さる一冊だと思います。

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