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日本近代史 (ちくま新書)

日本近代史 (ちくま新書)

坂野潤治

筑摩書房 / 2012-03

累計読者数4
平均ハイライト数 2.5件/人
推定読了時間 約9時間13分
star総合評価 41/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも日常でも、「あの人とは目的は同じはずなのに、全然かみ合わないな…」みたいな場面ってけっこうあって、そこで毎回つまずく人は多いと思います。仲間だと思っていた相手と、実は見ている景色が違っていたり、同じ言葉を使っていても前提がズレていたり。自分もそこに何度も振り回されてきました。 『日本近代史』を読むと、そのモヤモヤの正体が少し言語化されます。抜粋にもある「体制内改革派」と「体制外改革派」の一時的な協力という視点は、歴史の話に見えて、実は身近なチームや組織の“噛み合わなさ”を考えるヒントになるんですよね。両者が誤解したまま突き進むことでしか動かない局面がある、と捉えると、白黒つけようとして疲れていた自分の態度も少しほぐれました。また、「変革の相場」という考え方もおもしろくて、後知恵で勝者だけを持ち上げがちな視界をいったんリセットして、当時の人たちがどの温度感で動いていたのかを想像できるようになります。 歴史というより、「複雑な人間関係の動き方を俯瞰したい人」に刺さる一冊です。革命や維新の名前は知ってるけれど、その裏で何が起きていたのかを丁寧にたどると、自分の周りの対立や協力の見え方も少し変わってきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

この国が最も激しく揺れ動いた一八五七(安政四)年から一九三七(昭和一二)年までの八〇年間。近代日本の劇的な歩みを、「改革」「革命」「建設」「運用」「再編」「危機」という六つの時代に区分し、通観する―。はたして日本の近代とは何だったのか。わずか数十年の間にめざましい「近代化」を実現しながら、やがて「崩壊」へと突き進まざるをえなかった根本原因はどこにあるのか。史料を精緻に読み解くことで、図式的な理解を超えて、近代史をダイナミックに捉えなおす。
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