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知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書)

知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代 (ちくま新書)

野中郁次郎 and 紺野登

累計読者数8
平均ハイライト数 13.6件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 50/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事で情報に触れすぎて、かえって状況が見えなくなる瞬間ってありますよね。手元にはデータも資料も揃っているのに、「で、どう判断すればいいんだっけ」と迷ってしまう。僕自身も、情報を足すほど混乱していく感じが続いていて、この本にたどり着きました。 『知識経営のすすめ』が面白いのは、「情報の多さ」ではなく、「知識の扱い方」そのものを問い直してくれるところです。たとえば、過去の成功例を共有するだけでは組織が強くならず、むしろ発想が一二〇点で止まってしまう、という指摘。現場で感じていた“ベストプラクティス万能主義の限界”が言語化されていて、胸に刺さりました。また、知識は使うことと生まれることが同時に起こる、という視点も大きかったです。つまり「知識の棚卸し」だけでは不十分で、日々の実践の中でどう次の一歩を生むかが本質なんだと。 読みながら、自分の仕事でも「使われていない知識」や「共有したつもりで流れていくノウハウ」を思い出し、どこから手をつけるべきかが見えてきました。特に、組織の知的俊敏性が落ちているときのサインが具体的に書かれているので、モヤモヤの正体がつかめます。 情報に振り回されている気がする人、チームの知がうまく循環していないと感じている人には、かなり手応えのある一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本企業は、二度の石油ショック、ニクソン・ショック、円高などを克服し、強い競争力をつくりあげてきた。日本企業に比較優位をもたらしたのは、年功制度・終身雇用という労働形態だけでなく、組織的知識創造をコアとする労働スタイルにあった。それは個別的な直感=暗黙知を形式知化して組織全体のものにし、製品やサービス・業務システムに具体化するという組織の運動能力のことである。トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに、知識創造と知識資産活用の能力を軸として、大転換を迫られている日本的経営の未来を探る。
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