
ストレスに負けない生活 ――心・身体・脳のセルフケア (ちくま新書)
熊野宏昭
筑摩書房 / 2007-08
累計読者数3
平均ハイライト数 58.3件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
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この本について
仕事で無理しているときや、生活がちょっと乱れただけで心までざわつくときってありますよね。自分では頑張っているつもりなのに、イライラが増えたり、判断が雑になったり、なぜか悪循環に入っていく感じ。僕も「気持ちの問題なのか、生活の問題なのか、どこから手をつければいいのか」がずっと分からないままでした。 この本が面白いのは、心と身体と脳を“切り分けずに”見ているところです。読者の方が保存していた部分にもありますが、生活習慣が脳の働きを変え、その脳がまた習慣を崩していくという、まさにあの悪循環の説明がとても腑に落ちます。例えば、無理をしていると最初に反応するのは大脳で、それが自律神経やホルモン系に伝わっていくという話。単に「疲れたな」ではなく、体内でどんな連鎖が起きているかが分かると、自分を責める気持ちが少し減りました。また、責任転嫁や回避がストレス反応を強めるという指摘も、自分の普段のクセに思い当たるものがあって、ちょっと笑えないけれど現実的です。 結局のところ、規則正しい生活が大事という当たり前の話に戻るのですが、この本はその“当たり前”の裏にある仕組みを丁寧に説明してくれるので、形だけ真似するのではなく、なぜ整える必要があるのかが腹に落ちます。生活を建て直したいけど、気合いだけでは続かない人には刺さると思います。
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出版社による紹介
現代人は子どもから老人まで、ストレスを抱えて生きている。目に見えないストレスは、いつの間にか蓄積し、様々な影響を及ぼす。心と身体がクラッシュする前に、自分を解放してあげよう。カギは、「力まず、避けず、妄想せず」。いつもいっぱいに詰まった頭から、どうしたら自由になれるのか。本書では、ストレスとリラクセーションのメカニズムを知り、生活習慣と心身の深い関係を概観、行動医学、脳科学の知見をもとに、自分でできるストレス・マネジメントの方法を伝授する。
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