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オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

平澤 章

日経BP / 2011-04-11

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推定読了時間 約9時間44分
star総合評価 61/100
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この本について

プログラミングを続けていると、「設計って何を軸に考えればいいんだろう」「クラス分けの正解が分からない」といったモヤモヤに何度もぶつかります。動くコードは書けても、変更に弱かったり、自分で書いたのに後から触りたくなくなったり…。僕自身、そこをずっと往復していました。 この本は、そういう感覚的な悩みに対して、OOPの仕組みを“理由付きで”腹に落としてくれる一冊でした。たとえば、クラスを「まとめて、隠して、たくさん作るための道具」と捉える視点は、名前の付け方や責務の整理に直結しますし、ポリモーフィズムや継承を「重複をどう減らすか」という現実的な観点で説明してくれるので、テクニックではなく判断基準として使えるようになります。また、なぜOOPが必要になったのかを歴史の流れから示してくれるおかげで、目の前のコードでは見えない“設計の土台”が理解しやすくなります。 特に、仕事で仕様変更が多い人、アジャイルでの開発に慣れない人、クラスの役割がいつも曖昧になりがちな人にはすごく刺さると思います。僕も同じように悩んでいましたが、「保守を楽にするために、どこを小さく区切るか」という視点をくれたのはこの本でした。 抽象論ではなく、現場での迷いに足場をつくりたい人にちょうどいい一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『オブジェクト指向でなぜつくるのか』7年ぶり、待望の改訂第2版! 現在のソフトウエア開発技術の主役である、オブジェクト指向の全体像とそこに含まれる各技術を平易な文章で核心をズバリと解説します。 改訂第2版では、すべての文章を細かく見直して修正して、追加のトピックを記述したことに加えて、多くの技術者の注目を集めている関数型言語の基本的な仕組みと思想を解説する「第13章 関数型言語でなぜつくるのか」を新たに書き下ろしています。 ◆オブジェクト指向の全体像を整理して解説 オブジェクト指向は、プログラミングをはじめ、フレームワーク、デザインパターン、UML、モデリング、設計、アジャイル開発手法と、ソフトウエア開発全体を支える総合技術となっています。本書では、オブジェクト指向の全体像とそこに含まれる各技術が何を目的として何を実現するのかを解説します。併せて、混乱を避けるために全体を「プログラミング技術」と「汎用の整理術」の2つに分けて説明します。 ◆OOPのプログラムが動く仕組みがわかる OOPで書いたプログラムは、特有のメモリの使い方をします。本書では静的領域、ヒープ領域、スタック領域に対して、クラスやインスタンスや変数がどのように配置され管理されているのかを多数の図を使って説明します。これらを理解することで、自分の書いたプログラムがどのように動いているのがイメージできるようになります。
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