
「イベント実務」がよくわかる本
平野暁臣
イースト・プレス / 2007-08-01
この本について
イベントの準備って、やることは分かっているつもりなのに、いざ会場選びになると一気に霧がかかったような感覚になりませんか。広さや設備だけ見ればよさそうなのに、なぜかしっくりこない。あとから「動線が悪かった」「参加者の雰囲気と合わなかった」みたいな後悔が出てきて、結局どこで判断を誤ったのか分からないまま次の案件に突入する…。自分もずっとこのループにいました。 この本が助かったのは、会場を「なんとなくの総合評価」で選ぶのではなく、物理機能・サービス機能・イメージ機能という三つの軸にばらして考える視点をくれたところです。たとえば、同じ広さでも搬入ルートや荷重条件で設営のしやすさがまるで変わるし、一流ホテルと公民館では参加者の受け取る空気感が変わる。そういう“現場でしか分からない差”を、言語化して判断できるようになります。また、自分が作りたい動線や会場構成をどう確保するかを考えるときも、配置の考え方や機能連関図の視点があると、迷う時間が減っていきます。 派手なノウハウ本というより、実務で迷いがちなポイントを静かに整理してくれるタイプの一冊です。イベントの「なんでうまくいかなかったんだろう」の理由をちゃんと掴みたい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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