
吉田の日々赤裸々。3 ゲームデザイナー兼取締役の頭の中 (ファミ通の攻略本)
吉田直樹
この本について
仕事でも私生活でも、人との関わりで「わかってもらえないな…」とか、「ミスを予測してたのに声をかけそびれた」とか、あとでひっそり落ち込むことがあります。プレゼンでも同じで、「伝えたはずなのに、伝わってない」みたいなズレが積み重なると、自分のやり方が間違っているのか分からなくなるんですよね。 吉田直樹さんのこの本は、そういう“うまく噛み合わない瞬間”を、ゲーム開発という壮絶な現場の具体例で語ってくれます。読者の方が抜粋していた、「相手の仕組みを知る」「相手にどう楽しんでもらうかを考える」「ミスを予測したら手を差し伸べるべき」という部分は、結局のところ、人と働くうえで避けて通れない視点なんだと思います。そして吉田さんはそれを精神論ではなく、実際の行動レベルまで落として書いてくれるので、読んだあとに自分のクセをちょっとだけ調整できる感じがあります。 もうひとつおもしろいのは、サービスの本質を「必要最低限を押さえつつ、独自性をどう積むか」と語っている部分です。完璧を目指すんじゃなく、自分たちの戦力を正確に把握したうえで勝負する。この考え方は、仕事でつい“盛りがち”な人ほど効きます。 一言でいうと、「相手の立場を理解したいけど、押しつけになりたくない」という人に刺さる本です。読後にいきなり劇的に変わるわけじゃないですが、翌日の会議でふと動きが変わるような、本当にちょうどいい距離感の一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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