
スタバ株は1月に買え!―10万円で始めるイベント投資入門
夕凪
東洋経済新報社 / 2014-05-08
この本について
投資を続けていると、どうしても「自分が見ている情報って、本当に意味あるのかな…?」と不安になることがあります。特に相場の雰囲気がコロコロ変わる時期は、同じ手法でも勝ったり負けたりして、何を信じていいのか揺れますよね。僕もその波に何度も巻き込まれてきました。 この本を読んで感じたのは、イベント投資って、思っているより“環境”に左右されるし、逆に言えばそこを織り込めばかなり戦いやすくなるということです。たとえば、株主優待銘柄が動くタイミングが相場の強弱で数カ月変わるとか、個人投資家の懐具合で手法の精度が変わるとか、言われてみれば当然なのに、日々の売買だけだと見落としがちなポイントが丁寧に書かれています。また、TOBや指数採用のように「機関投資家がどう動かざるを得ないか」を起点に考える視点は、僕の中の“相場の見え方”をかなり変えてくれました。 この本がいいのは、夢みたいな勝ち方ではなく、実際に著者が地味に積み上げてきた判断基準がそのまま書かれているところです。含み損が苦手でナンピンはしない、代わりに順張りで積み増す、みたいなリアルな姿勢にも助けられました。イベント投資が派手ではない理由も、メリットと一緒にきちんと書いてくれているので、自分の性格に合うかどうか判断しやすいと思います。 コツコツ型だけど「どこで仕掛ければいいのかが分からない」と悩んでいる人に刺さる一冊です。僕自身、値動きの根拠を少し言語化できるようになりましたし、同じように迷いながら続けている人には、きっと何か得られるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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