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はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える (集英社新書)

はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える (集英社新書)

水島朝穂

累計読者数5
平均ハイライト数 22.2件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

憲法とか政治の話って、どうしても「専門家がやるもの」みたいな空気があって、日常の延長で考えづらいですよね。自分もニュースを見るたびに、何が正しくて何が危ないのか判断できず、ただモヤモヤしていました。とくに「民意ってどこまで信用していいの?」とか「自衛隊の位置づけってどう捉えればいいんだろう?」みたいな細かな疑問は、そのまま放置しがちでした。 この本を読んで救われたのは、憲法の議論を“抽象的な正義”じゃなく、“権力と個人の関係をどう整えるか”という実務の話として扱ってくれるところです。衆参のねじれを「クーリングオフ」と説明する視点や、九条が生まれた歴史的背景を淡々とたどっていく姿勢は、賛否より先に「事実をどう受け取るか」を考える土台をくれます。そして、憲法改正の議論には発議する側に重い説明責任があるという指摘は、普段のニュースの見え方までガラッと変えてくれます。自衛隊が“軍隊っぽさ”と“人命救助”の間で独特の進化を遂げた理由も、憲法という枠から見るとすっと理解できました。 自分と同じように、「賛成か反対かより、まず理解したい」と思っている人にはとても刺さる本です。憲法の話が急に身近になるし、社会の複雑さに向き合うときの視点がひとつ増える感じがします。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「憲法は国民が守るもの」と教えられることが多い日本の憲法教育。しかし、立憲主義の本質からいえば、憲法は国家権力の暴走を縛るためのものである。このような憲法の基礎知識を踏まえつつ、憲法学者・水島朝穂が、そもそも憲法とは何か、また、“ここだけは変えてはならない一線”とは何かを考察。さらに、自民党の提案した「日本国憲法改正草案」や、読売新聞の憲法に関する意識調査などにも言及しながら、改憲議論の何が問題かを指摘する。憲法について深く知るための、必読の書!
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