
パラダイムの魔力 新装版 成功を約束する創造的未来の発見法
ジョエル バーカー, 仁平 和夫, and 内田 和成(序文)
累計読者数8
平均ハイライト数 9.6件/人
star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について
仕事をしていると、目の前の課題には対処しているはずなのに、どこか「地に足がつかない感じ」が残ることがあります。気づいたら日々のトラブルシュートで終わっていて、五年後の姿をまったく描けていない。自分も同じ悩みにずっとつきまとわれてきました。 この本が助けてくれたのは、「いまのやり方の延長で考えている限り、行き詰まるのは当然だ」という視点を持てたことです。パラダイムという“前提の枠”が変わると、そもそもの問題の立ち上がり方が変わるし、解ける問題の幅も変わる。だからこそ、次のパラダイムを探す作業は、遠い未来の話ではなく、日々の意思決定そのものに関わってくるんだと腑に落ちました。入社したての新人に違和感をメモさせたエピソードも、自分の思考がどれだけ既存の枠に縛られているかを思い知らされます。 もう一つ刺さったのは、「イノベーティブである必要はなくても、イノベーティブな人をつぶさないことが役割になる」という指摘です。中間管理職として、どこまで守り、どこから変化を許容するのか。その判断の軸を持つことが、次の時代に踏み遅れないための実務なんだと思えました。 今の組織で迷いながら働いている人、特に「戦術と戦略のどちらにも振り回されている感覚」がある人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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