
経営者の教科書――成功するリーダーになるための考え方と行動
小宮 一慶
PHP研究所 / 2016-12-21
累計読者数10
平均ハイライト数 45.7件/人
推定読了時間 約2時間47分
star総合評価 77/100
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この本について
部下に動いてほしいのに、こちらの意図が伝わらなかったり、同じことを何度言っても習慣として根づかなかったり。自分も迷いながら進んでいると、どこから手をつければいいのか分からなくなることがあります。僕自身、管理のテクニックだけ集めても現場が変わらない状況に何度もぶつかってきました。 この本が刺さったのは、「方向づけ」と「自分がまず動く」という、ごまかしのきかない要素を淡々と突きつけてくれるところです。例えば、理念や方針の徹底は、一度掲げれば浸透するような綺麗事ではなく、毎朝読み上げ続けても完全には定着しないほど地道な仕事だと書かれています。こういうリアルな感覚が、実務の視点とちゃんと結びついているのがありがたい点でした。また、Q・P・Sで差別化せよと言われても抽象論になりがちですが、「電話は3コール以内」「お客さまを常に“さん”付けで呼ぶ」といった具体的な行動レベルまで落ちていて、明日から試せるサイズ感になっています。 読み進めるほど、リーダーの仕事は大きな決断と同じくらい、小さな習慣の積み重ねだと実感します。特に、「人は幸せについてくる」という視点は、自分以外の目線を持つことの大事さを静かに教えてくれます。派手な成功談を求める人より、現場でちょっと立ち止まっているリーダーにこそ届く一冊だと思います。
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出版社による紹介
ここ最近、名門企業の不祥事が大々的に報道されるなど、経営者・リーダーの質の劣化が叫ばれて久しい。その事実を裏付けるかのように、日本経済も90年代から一向に上向く兆しが見えない。そんな時代に、リーダーには何が求められるのだろうか。経営コンサルタントとして、20年に渡って幾多の企業、経営者を見てきた著者によると、会社を繁栄させる社長と、会社をつぶしてしまう社長の差は、リーダーのほんのちょっとした「考え方」の違いからはじまるのだと言う。そこで、本書では著者の豊富な経験から分かった「企業繁栄のために必要なリーダーの心得」を、31の原理原則にまとめて解説。さらに、それぞれの原理原則を「一流のリーダーと二流のリーダー」の対比形式で紹介。一読して、成功する経営者と失敗する経営者の「紙一重の違い」がよく分かり、一日一項目ずつ読めば1カ月で読み終わり、その後、何度でも読むことで「正しい考え方」が自然と身に付く1冊。【項目例】○一流のリーダーは、「夢」を共有しようとする ×二流のリーダーは、「危機感」を共有しようとする/○一流のリーダーは、新聞は一面から読む ×二流のリーダーは、関心のある記事しか読まない/○一流のリーダーは、部下に「規律」を求める ×二流のリーダーは、部下を「管理」しようとする 【PHP研究所】
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