
会社の値段 (ちくま新書)
森生明
累計読者数16
平均ハイライト数 15.5件/人
推定読了時間 約5時間10分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%
この本について
会社の「値段」をテーマにした話って、どこか他人事のようで、でも日々ニュースを見ていると避けて通れないな…と感じることが増えました。上場とかM&Aとか聞いても、結局なにがどう動いているのか、自分の生活とどうつながるのかがよく分からないままモヤモヤしてしまう。少なくとも自分はずっとそうでした。 この本は、そのモヤモヤを「仕組みの理解」に変えてくれるところが良かったです。株式公開と会社を売ることは本質的に同じだという視点は、普段のニュースの見え方を一気に変えてくれますし、会社の価値が“将来キャッシュフローをどう描き、どの割引率で見るか”に尽きるという説明は、感覚的だったものを地に足のついた理解にしてくれました。そして、日本的な会社観と欧米的な資本市場の考え方がどう噛み合わないのか、その溝をどう扱えばいいのかまで丁寧に触れてくれるので、単純な善悪の話に流れないのもありがたいところです。 数字の世界の話に見えて、結局は「会社は誰のための仕組みなのか」という問いにたどり着く本でもあります。会社や経済のニュースを自分の言葉で消化できるようになりたい人にはかなり刺さると思います。
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出版社による紹介
日本では、「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか?本書は、会社に値段を付ける、ということはどういうことなのかを根本にまで立ち返って考え、資本主義というシステムの本質から、現在、世の中で何が起こっているかまでを、腑に落ちるまでしっかりと解説。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。
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