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チャイナ・イノベーション

チャイナ・イノベーション

李 智慧

日経BP / 2021-02-26

累計読者数6
平均ハイライト数 25件/人
推定読了時間 約4時間58分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

仕事で中国の動きを追わなきゃと思いつつ、「スピードが桁違いって言われても、結局なにがどう違うのか分からないまま」みたいなモヤモヤ、僕もずっとありました。とくに日本の空気の中にいると、中国のテック企業の判断の速さや、生活者の変化への適応が実感しづらいんですよね。 この本は、その“実感のなさ”を埋めてくれるところが大きかったです。たとえば、メール一本でサーバー1000台増設が10分で決まるような意思決定の速さは、単なる武勇伝ではなく、なぜそんな文化が根づいたのかまで描かれていて、スピードの背景を自分の仕事に置き換えて考えやすいです。また、アリペイが焦りから一気に「All in Mobile」へ舵を切ったプロセスは、後追いではなく“目の前の生活者の変化をどう読むか”という視点で読むと、今の日本でも十分通用する学びがあります。さらに、QRコード方式の選択や羊毛党など、生活者のリアルな行動からサービスが形づくられていく流れは、机上の戦略では拾えない具体性があって、読みながら自分の顧客理解の甘さにも気づかされました。 中国の真似をしよう、という話ではなく、「環境が変わったとき、企業はどの順番で意思決定するのか」を知りたい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

デジタル人民元、デジタル消費券、健康コード、アント・グループ、ファーウェイ、バイトダンス――「コロナ後」に突き進むイノベーション駆動型国家の実像を第一人者が描く。 「いち早くコロナを抑え込んで経済成長がプラスに転じた中国は同年11月、「第14次5カ年計画と2035年までの長期目標」を発表した。この計画には『製造強国』『品質強国』『デジタル中国』といったキーワードが並び、『デジタル中国』建設を国家戦略として位置づける意欲的な内容が盛り込まれていた。」(本書「はじめに」から)
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