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中国新興企業の正体 (角川新書)

中国新興企業の正体 (角川新書)

沈 才彬

KADOKAWA / 2018-04-07

累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約3時間54分
star総合評価 27/100
start序盤集中型
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この本について

仕事で中国企業の動きが気になるけど、ニュースを追っても全体像がつかめないまま…というモヤモヤ、けっこうあると思います。特に「なぜあの国だけ、あんなスピードで新しい産業が育つのか」という疑問って、自分の働き方や事業の発想にもどこか引っかかりますよね。 この本は、そうした違和感を「勢いがあるから」みたいな雑な説明ではなく、どこで追い越しが起きていたのかを具体的に示してくれます。たとえば、既存のルールを正面から突破するのではなく、カーブで抜くように技術や制度の隙間を突いてきた“彎道超車”という視点。これを知るだけで、中国企業の個別ニュースが一本の線につながります。また、通信・エネルギー・物流といった、新しい仕組みを土台にした企業が成長してきた背景を見ると、単に「勢いがある」ではなく「どこに投資していたか」という現実的な話になるのもありがたいところでした。 さらに、テンセントやアリババのような巨大企業が、製造業でも官製企業でもなく、生活密着の民間ベンチャーから育ってきた事実は、自分たちの業界の“当たり前”を見直すきっかけにもなります。国際的な競争の話にもつながりますが、同時に、中国のことわざにある「合作なら双方に利益」という価値観も紹介されていて、対立か協力かの単純な話に落とさないバランスも読みやすかったです。 海外のビジネス環境を“雰囲気”で理解したくない人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

配車アプリ、シェア自転車、出前サイト、民泊、ネット通販……中国で誕生したニューエコノミー分野の新企業は、今や世界最大規模にまで急成長。“世界の工場”と言われた中国の面影は消え、技術力は世界トップ水準にまで達している。打倒ウーバーを目指す配車アプリ大手「滴滴出行(ディディチューシン)」、自転車シェアサービス最大手「モバイク」、日本では見かけないネット出前を広めた「餓了麼(ウーラマ)」、東京オリンピックをターゲットにする民泊中国最大手「途家(トゥージア)」、研究開発費でアップルを凌ぐ「ファーウェイ」、中国の消費革命を牽引する「アリババ」、グーグルに次ぐ世界2位の検索エンジン「百度(バイドゥ)」、フェイスブックを急追する「テンセント」、そして世界の空を舞うドローン製造の最大手「DJI」。スマホ決済を媒介に、日本人が知らない進化を遂げる中国ニュービジネスの最前線を追った。
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