
取締役になれる人 部課長で終わる人2
国友隆一
累計読者数4
平均ハイライト数 6.5件/人
推定読了時間 約4時間43分
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%
この本について
管理職としてそこそこ評価はされているけれど、「このまま同じ視野で走り続けて大丈夫なんだろうか」とふと不安になる時があります。実務は回せるし、部下とも無難にやれている。それでも、ふと周りを見渡すと、同じ年代でも表情が生き生きしている人と、どこか急に疲れた雰囲気になる人に分かれていく。あの差はいったい何なんだろう、というモヤモヤを持つ人は多いはずです。 この本は、そういう曖昧な焦りに対して、「視野の広さ」「責任の基準」「心の持ち方」といった、普段あまり言語化しにくい部分を丁寧に照らしてくれる一冊でした。たとえば、目の前のKPIを追うだけではなく、中長期で会社がどこに向かうべきかを考える視点。自分の部署だけの最適化で満足しない姿勢。あるいは、新しい仕事に反対ばかりするのではなく、自分から「やります」と言えるかどうか。どれも派手ではないけれど、実際に差がつくのはこういうところだよな、と現場感のある話が続きます。特に、三〇代後半から五〇代にかけての「魔の一五年」をどう過ごすか、という視点は胸にささる人が多いはずです。 組織の中で「いい人」で終わりたくない、でも妙に気負った出世論にもついていけない。そんな人に静かに効いてくる本だと思います。
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