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やさしく読めるスペイン語の昔話

やさしく読めるスペイン語の昔話

松下 直弘

NHK出版 / 2015-04-20

累計読者数4
平均ハイライト数 12件/人
推定読了時間 約3時間11分
star総合評価 60/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%

この本について

最近、語学の勉強を続けていると「単語は覚えているはずなのに、物語になると急に読めなくなる」「文法より“情景”がつかめない」というモヤモヤが出てきませんか。僕も同じで、スペイン語の文章を前にすると、意味は追えても気持ちの動きが見えてこないことが多かったんです。 この本は、そんな行き詰まりに少し風を通してくれました。読者の方が保存していた抜粋を見ると、plumas や aldea のような名詞より、agradeció、compadeció、fingiendo、se echó a llorar のように「人の感情や行動が動く瞬間」に反応しているのが印象的でした。昔話というシンプルな枠の中で、嫉妬や欲深さ、思わず泣き出す場面まで、感情の起伏が短い文で丁寧に描かれているので、語彙と一緒に“物語の流れ”そのものがつかみやすいんです。たとえば、se le cayó el cántaro から se echó a llorar に流れるところは、文法書よりも自然に「スペイン語ではこう気持ちが動くのか」と理解できました。 もうひとつ助かったのは、スペイン語学習なのに肩に力が入らないところです。昔話なので難しい構文に踏み込まず、でも venado を追いかけたり、欲に駆られて動き出したり、情景が立ち上がる。だから読んでいるうちに、自然と“読めた実感”が増えていきます。 語学を「勉強」ではなく「物語として味わえる段階に行きたい人」には特に刺さると思います。僕も迷いながら続けていますが、こういう一冊が手元にあると、またもう少し読んでみようかなと思えるんですよね。

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出版社による紹介

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