
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (角川スニーカー文庫)
枯野 瑛 and ue
累計読者数4
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
仕事でも人間関係でも、気を抜いた一瞬に本音がこぼれてしまって、あとから顔が熱くなることってありますよね。強がってみたり、逆に弱気になったり、その揺れの中で「自分は何を守りたいんだろう」とわからなくなることもあると思います。僕も同じで、気づけば自分の感情に追いつけていないことが多いです。 『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』を読むと、その揺れを無理に整理しなくていいんだと思えてきます。登場人物たちは照れ隠しの言い訳を重ねたり、強気に見えてどこか怯えていたり、感情の温度が一定じゃない。でも、その不器用さが物語の核心になっていて、読みながら「自分もこうやって誰かに関わっているのかも」と静かに視点が変わっていきます。湿った倉庫の描写や、軍の扉の重さのように、世界の空気感が丁寧に描かれているのもあって、彼らの日々が現実の延長線上みたいに感じられるんです。 特に、軽口の裏に隠れた願いや、言えないまま抱え込んでいる不安がふとにじむ場面は、読者が保存していた抜粋にも表れているところで、そこに刺さった人はきっと「本音をどう扱えばいいか迷う時期」を経験しているんじゃないかと思います。そんな人には、この作品の距離感が心地いいはずです。結論を押しつけるわけでも、救いを約束してくれるわけでもないけれど、誰かの気配にそっと寄りかかる感じだけは確かにある物語です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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出版社による紹介
終わりゆく世界を救うために、この幸せな楽園を[壊す/護る]。
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