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風のマジム (講談社文庫)

風のマジム (講談社文庫)

原田マハ

講談社 / 2014-08-12

累計読者数5
平均ハイライト数 1.4件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 75%

この本について

仕事でも生活でも、やることは多いのに気持ちが追いつかない時ってありますよね。頑張りたい気持ちはあるのに、思い通りに育たない自分に落ち込んでしまうというか。そんなタイミングで『風のマジム』を読むと、少し肩の力が抜けます。 読者が保存していた「全部、風に吹かれれば、何とかなるさ」という一文は、状況を投げ出すというより、“時間や環境に揺られながらでも前に進んでいい”という感覚に近いと思います。主人公のまじむが、経験不足のまま泡盛づくりに飛び込んで右往左往する姿を見ていると、完璧な準備よりも、まずは動いてみることでしか掴めない手応えがあるんだと静かに腑に落ちてきます。そして、失敗した日の落ち込み方や、人との距離の取り方の不器用さがとても生々しくて、「あ、みんなこうやって成長していくんだよな」と自分の歩みを肯定できるようになるんです。 日々の選択に迷うことが多くて、今の自分のままで進んでいいのか不安になる人には特に刺さると思います。物語そのものは明るいのに、読後にじんわりと効いてくる力は本物で、急がない成長を受け入れるきっかけになる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ほんとうにあった夢物語契約社員から女社長に――実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!風の酒を造りたい!まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落として――。
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