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ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫)

ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫)

ニーチェ and 氷上 英廣

累計読者数15
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約5時間30分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近「自分の判断ってどこから来てるんだろう」とか、「善悪や正しさに振り回されてばかりだな」と感じることが増えていて、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。周りの価値観に合わせて動いているだけなのに、どこか自分が薄くなるような、そんなモヤモヤです。 『ツァラトゥストラはこう言った』を読んでいて刺さったのは、善悪や価値って、外から与えられるものじゃなくて、本来は自分で与えるものだ、という視点でした。自分の中の「評価する力」を取り戻すことが、ただ迷いを減らすためじゃなく、ちゃんと自分として立つための行為なんだと気づかされます。もうひとつは、「魂のなかの英雄を捨てるな」という呼びかけが、妙に現実的に響くところです。大きな目標じゃなくても、自分がまだ手放したくない希望を守る、というだけで行動が少し変わる。さらに、孤独に戻ることを恐れない姿勢も、日常の判断で疲れたときに背中を押してくれます。 派手な答えが欲しい人よりも、「価値判断の源を外に置き続けてしんどくなっている人」にしっくりくる本だと思います。大げさな救済ではなく、静かに自分の足場を組み直したいときに効きます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

晩年のニーチェがその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。
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