
日本国家の神髄 (扶桑社BOOKS新書)
佐藤 優
扶桑社 / 2014-12-22
累計読者数8
平均ハイライト数 18.5件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
最近、ニュースを見るたびに「右とか左とか、結局なにを基準に判断すればいいんだろう…」と曖昧な不安が残ることがあります。自分の立ち位置を探そうとしても、目の前の論争に引っぱられるだけで、どこか足元がグラつく感じがするというか。そんなときに読んで、考え方の“土台”そのものを見直すきっかけになったのが、この本でした。 本書が面白いのは、現代の言い争いをそのまま追いかけるのではなく、日本という国がどういう前提で成り立ってきたのかを、歴史・神話・外交・思想を通して立体的に見せてくれるところです。たとえば「理性だけで国家を設計しようとする発想には限界がある」という指摘は、近年の制度論争の行き詰まりをどう読み解くかのヒントになりましたし、「社会を強くすることで国家が結果的に強くなる」という視点は、個人主義や新自由主義に息苦しさを感じていた自分にはしっくりきました。また、イスラエルなど他国の例を通して“国体”を相対化して見せてくれるので、思想的に固まるというより、むしろ一歩引いて考える余裕が生まれます。 政治思想というより、「自分は何をよりどころに判断してきたのか」が気になってきた人に刺さると思います。派手な主張を浴びるのに疲れたとき、思考の背骨を整えてくれる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
偏狭なナショナリズムが渦巻くなか、愛国者にこそ読んでもらいたい! 長い間品切れだった『日本国家の神髄』、待望の新書版の登場! そもそも祖国日本とはどのような国なのか? 日本国家を成り立たせる根本原理たる「国体」に関する認識が失われているからこそ、中韓ともギクシャクする。現代日本の生んだ知の巨人が、戦後GHQによって禁書とされた『国体の本義』を懇切丁寧に読み解き、「国体」を明確に呈示する(編集部による詳細な脚注・口語訳も附記)。 現下、われわれにとって重要なことは、わが「国体」を再発見することである。 主な内容 *「国体」は構築できない *「日本神話」再確認の必要性 *「教育勅語」の根本とは *われわれの抱く「天の感覚」 *日本は敵対者をいかに統合していったか *ナショナリズムを超克する日本の愛国精神 *「大和」とは何か *なぜファシズムはわが国体と合致しないのか *出自同じくする日本人と日本の国土 *祭政教一致の日本 *超越性における欧米人との差異 *外来思想、知的遺産の土着化
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









