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読書について 哲学文庫

読書について 哲学文庫

ショーペンハウアー and 佐久間政一

累計読者数7
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約3時間10分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

仕事や生活に追われていると、読んでも頭に入らないとか、読んだのに自分の考えが育っていない気がするときがあります。読書が好きなはずなのに、どこか空回りする感じ。たぶん、抜粋に反応した人は、このモヤモヤをうっすら自覚しているんだと思います。 ショーペンハウアーは「読書は他人の頭で考えること」と言い切ります。冷たいようでいて、実はここに救われるところがあります。まず、自分の思考が動いていないときだけ読む、という姿勢が示されていること。次に、直観や自分の経験と結びつかない知識は身につかない、と正直に言ってくれていること。そして、雑多な情報を増やすより、数冊の大事な本と向き合うほうが結果的に深く考えられるという視点をくれることです。読書量を気にしがちな身としては、だいぶ肩の力が抜けます。 「本は読んでいるのに、自分の思考が動いていない気がする人」には特に刺さる一冊です。読書のやり方を変えるというより、読書との距離感を少し調整してくれる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費す勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」―一流の文章家であり箴言警句の大家であったショウペンハウエル(一七八八‐一八六〇)が放つ読書をめぐる鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、出版物の洪水にあえぐ現代の我われにとって驚くほど新鮮である。
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