
ビジネスモデル全史 無料お試し版 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
三谷宏治
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2014-06-20
この本について
仕事をしていると、「このサービスって結局どう成り立ってるんだっけ?」みたいな小さな引っかかりが積み重なることがありませんか。決済や集客の仕組みは毎日触れているのに、なぜその形が主流になったのかを深く考えると途端に曖昧になる。自分もよくあります。なんとなく理解しているつもりの部分ほど、いざ意思決定の場面で迷いがちなんですよね。 この本は、そういう“当たり前の裏側”を丁寧にひらいてくれるところが効きます。たとえば、なぜ日本で代金引換がいまだ強いのか、個人間取引の信用問題がどんな壁になっていたのか、クレジットカード会社が加盟店拡大に苦労していた理由など、普段スルーしている前提が具体的に見えるようになります。ビジネスモデルって抽象的に言われがちですが、この本は「価値をどう作って届けて、どう回収するか」という組み合わせとして描いてくれるので、アイデアを考えるときの視点のズレが自然と減っていく感覚がありました。 歴史をたどりながらモデルが形になるまでの現実的な試行錯誤も描かれているので、「成功モデルだから最初から完璧だった」と思い込まなくて済むのも嬉しいところです。ジレットの替え刃モデルや百貨店の成り立ちなど、今では当たり前の仕組みがどんな課題の組み合わせから生まれたのかを知ると、自分の仕事にも置き換えやすくなります。 今のやり方に何となく違和感はあるけれど、何をどう変えればいいのか言語化できない人に特に刺さる本だと思います。自分の思考の癖や視野の狭さに気づきやすくなるので、「仕組みを見る力」をもう少し育てたいときに手元に置いておくと役立ちます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









