ヨムナビ
夏目漱石全集 決定版 全124作品 (インクナブラPD)

夏目漱石全集 決定版 全124作品 (インクナブラPD)

夏目漱石

千歳出版

累計読者数4
平均ハイライト数 60.8件/人
推定読了時間 約89時間40分
star総合評価 67/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 38%

この本について

日々働いていると、正しさで動くべきか、好き嫌いで動いてしまう自分をどう扱えばいいのか、ふと迷うことがあります。理屈ではわかっているのに、腹の底では別の感情が動いている。あるいは、正直でいたいのに、それが損に見える瞬間がある。そんな時に漱石を読むと、妙に肩の力が抜けるんです。 抜粋を読む限り、あなたが刺さっているのは「人間のどうしようもなさ」を真面目に笑いながら描くところなんじゃないでしょうか。論理で人は動かないとか、正直者が笑われる理不尽とか、努力が報われない主人の滑稽さとか。漱石はそれを肯定も否定もせず、ただ“こういう人間がいるよね”と静かに置いていく。その距離感が、不思議と自分の混乱を整理してくれる気がします。 全集で読むと、坊っちゃんの直情も、猫の皮肉も、軍人の緊張も、同じ作者の中にちゃんと並んでいて、人間って単純に分類できないという当たり前が自然と入ってくるんですよね。何かを決めつけるんじゃなく、「まあ人間ってこういうところあるよな」くらいの視点を取り戻したい時には、むしろ全集という形がちょうどよかったりします。 刺さるのは、正しさと本音のどちらにも振り切れないまま生きている人だと思います。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は1に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

夏目漱石の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。 ■目次 【小説】 坊っちゃん 吾輩は猫である 吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名) 三四郎 こころ それから それから(新字旧仮名) 草枕 二百十日 野分 虞美人草 坑夫 門 門(旧字旧仮名) 彼岸過迄 行人 道草 明暗 【短編・小品・随筆】 幻影の盾 琴のそら音 倫敦消息 京に着ける夕 京に着ける夕(旧字旧仮名) 自転車日記 倫敦塔 カーライル博物館 文鳥 夢十夜 永日小品 長谷川君と余 思い出す事など 子規の画 子規の畫(旧字旧仮名) 変な音 變な音(旧字旧仮名) ケーベル先生 ケーベル先生の告別 戦争からきた行き違い 初秋の一日 三山居士 硝子戸の中 一夜 薤露行 趣味の遺伝 手紙 【評論・その他】 吾輩は猫である(上篇自序) 吾輩は猫である(中篇自序) 吾輩は猫である(下篇自序) 三四郎(予告) こころ(広告文) こころ(自序) こころ(予告) それから(予告) イズムの功過 岡本一平著並画『探訪画趣』序 学者と名誉 家庭と文学 鑑賞の統一と独立 元日 鬼哭寺の一夜 木下杢太郎著『唐草表紙』序 客観描写と印象描写 教育と文芸 虚子君へ 近作小説二三について 現代日本の開化 好悪と優劣 滑稽文学の将来 コンラッドの描きたる自然について 作物の批評 「自然を写す文章」 写生文 処女作追懐談 人工的感興 人生 鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年 西洋にはない 創作家の態度 草平氏の論文について 高浜虚子著『鶏頭』序 田山花袋君に答う 「土』に就て 「土」に就て(旧字旧仮名版) 長塚節氏の小説「土」 坪内博士とハムレット つり鐘の好きな人 艇長の遺書と中佐の詩 『伝説の時代』序 点頭録 『東洋美術図譜』 道楽と職業 独歩氏の作に低徊趣味あり 中味と形式 夏 何故に小説を書くか 日英博覧会の美術品 入社の辞 猫の広告文 『煤煙』の序 博士問題 博士問題とマードック先生と余 博士問題の成行 「額の男」を讀む 批評家の立場 文学雑話 文芸委員は何をするか 文芸と道徳 文芸とヒロイツク 文芸の哲学的基礎 文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎 文士の生活 文章一口話 文体の一長一短 文壇の趨勢 僕の昔 マードック先生の『日本歴史』 正岡子規 満韓ところどころ 水底の感 無題 明治座の所感を虚子君に問れて 模倣と独立 「夢のごとし」を読む 余と万年筆 予の描かんと欲する作品 落第 私の経過した学生時代 私の個人主義 【関連作品】 文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介) 漱石山房の冬(芥川龍之介) 夏目先生と滝田さん(芥川龍之介) 葬儀記(芥川龍之介) 漱石と自分(狩野亨吉) 漱石氏と私(高浜虚子) 埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦) 夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦) 夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦) 俳諧瑣談(寺田寅彦) 根岸庵を訪う記(寺田寅彦) 漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠) 「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎) 小川芋銭先生と私(野口雨情) 夏目漱石論(森鴎外) 漱石の人物(和辻哲郎) 夏目先生の追憶(和辻哲郎)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要