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道草 (角川文庫)

道草 (角川文庫)

夏目 漱石

マイルスタッフ(インプレス) / 2017-04-27

累計読者数3
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約2時間55分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%

この本について

人間関係で妙に気をつかいすぎたり、相手の機嫌を読みすぎて本音をしまい込んでしまったり。あとになって「なんであそこで自分の気持ちを置き去りにしたんだろう」と、じわっと疲れが出ることってありますよね。僕もそうで、正しさとか思いやりの裏で、実は自尊心や打算が入り混じっていたことにあとから気づいて落ち込むことがあります。 漱石の『道草』を読むと、その混ざり具合を少し客観的に見られるようになるんです。例えば、誰かに親切にする時に、自分でも気づかない形で「相手の歓心を得ようとしていた」場面。あるいは、家族に話すべきか迷って黙り込む時の、面倒への戸惑いと優しさの入り混じり。漱石が描く登場人物の揺れ方は、綺麗ごとではなく、かなり生々しい。だからこそ、自分の中のちょっと言いにくい部分を否定せずに眺められる感覚があります。 特に、他人の事情や弱さを前にした時に、自分の中でもやっとした感情が混ざるタイプの人には刺さると思います。善意も気遣いも、まっすぐじゃなくて曲がりくねっている。それでも人は関係を続けていく。その当たり前の現実を、無理に美化せずに受け止められる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

みちくさ博士こと、雑草に詳しい農学博士の稲垣先生監修、ボタニカルアートの加古川利彦さんが描いた道草ビジュアル図鑑です。タンポポ、シロツメクサといったメジャーな草花から見たことはあるけれど名前が分からない雑草まで、親子に知ってほしい道草を1つずつ丁寧に、花、葉、茎、種、生え方、その草花を使った子どもへの遊び方と、似た植物までイラストと写真で紹介。手触りがザラッとして、キレイな上製本で思わず本棚にディスプレイしたくなる1冊です。学術レベルでも絵画レベルでも使えるボタニカルアートと、普段から学生や子どもたちに教えている先生ならではの解説が分かりやすいのが特徴。数多くというよりも、1つ1つをディープに紹介しています。大人の自然観察の趣味の本としてもいいですが、子どもにも教えてあげたい内容ばかり。ネイチャーガイドさん、インタープリターさんにぜひおすすめです。 発行:マイルスタッフ(インプレス)
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