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「本」を読むことについて[増補版]
倉下忠憲
ポプラ社 / 2019-02-07
累計読者数4
平均ハイライト数 2.5件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 38/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%
この本について
情報の波にさらされ続けていると、自分でも気づかないうちに「検索すれば出てくる前提」で物事を考えてしまうことがあります。ふだんは便利なんですが、いざ深い議論をしようとしたり、新しい企画を考えようとしたりすると、どこか輪郭がつかめないまま手が止まる。僕自身もその感覚にずっと悩んでいました。 この本を読んで刺さったのは、「情報をつまみ食いする姿勢は、生活全体に広がってしまう」という指摘でした。ネットを見るときのクセが、テレビにも、人との会話にも、そして本を読むときにも染み出す。逆にいえば、活字を“自分の意思で読む”という行為を取り戻すだけで、情報との向き合い方が一段変わります。情報の位置づけを自分でつかめるようになるので、頭の中でバラバラだった知識が線でつながっていく感じがあるんです。 もう一つ大きかったのは、知識には必ず文脈がある、という当たり前のようで忘れがちな視点でした。単発の情報ではなく「全体像の中でどこに置くのか」を意識するだけで、仕事の判断も、人の話の受け取り方も落ち着いてくる。この本はその“文脈の見方”を、無理なく日常に取り戻すきっかけになります。 断片的な情報に疲れてきた人、そして「読んでいるはずなのに頭に残らない」感覚を抱えている人には、特にしっくりくると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
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出版社による紹介
「本を読むことで間違いなく幸せな人生を送ってこられた」「読書は何にも代えがたい人生の喜び、楽しみである」。『嫌われる勇気』の著者が「読書」と「生きること」について考えた初の読書論。哲学書、小説、外国語の原書からアウトプット法、アドラー心理学まで。「本」との関わり方、「人生」との向き合い方が変わる、著者渾身の書き下ろし。現代の哲学者にしか語れない、人生を幸福にする、本の読み方、選び方。
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