
マシュマロを、もう一つ: セルフ・マネジメントのヒント集 R-style Selection
倉下忠憲
累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
star総合評価 42/100
boltライト読書型
この本について
最近、自分でもよくわからない疲れ方をする日が多いんですよね。仕事では感情を抑え、家に帰ると甘いものに手が伸び、夜になると考えがまとまらない。意志が弱いとか気合が足りないとか、そういう話じゃないのはわかってるのに、うまく説明できないままモヤモヤが積もっていく感じがあります。 この本を読んで救われたのは、「思考・感情・衝動・パフォーマンスは、全部ひとつの意志力を取り合っている」という視点でした。ダイエット中にイライラしやすいとか、接客のあとに甘いものを欲しがってしまうとか、まさに自分の現実そのもので、ようやく理由が言葉になった気がしました。そして、タスク管理の部分では「やるべきこと」を全部リストに放り込むんじゃなくて、「自分が本当にやると決めたこと」だけを載せる、という割り切りが妙にしっくりきました。判断に迷うタスクを混ぜてしまうと、リストそのものの意味がぼやけていく感覚、心当たりがある人は多いはずです。 さらに、SNSでのちょっとした「イラッ」にも、自分の内側を通してみるだけで反応が変わる、という話があります。これも頭で知っているつもりだったけれど、具体的にどう扱うかまで踏み込んで書かれていて、日常のノイズの扱い方が少し楽になりました。 自分の意志力の偏りや癖を知りたい人、あるいは「気持ちと行動のズレ」に疲れている人には特に刺さると思います。無理に前向きにさせるタイプの本ではなく、いまの自分をそのまま前提にして考え方を整えてくれる一冊でした。
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