
サムスン・クライシス 内部から見た武器と弱点 (文春e-book)
張相秀 and 片山修
文藝春秋 / 2015-01-25
累計読者数4
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推定読了時間 約2時間56分
star総合評価 55/100
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この本について
仕事で「うちの会社、なんで動きが遅いんだろう」とか、「他社の成功を見ても自分たちに落とし込めないまま終わるんだよな…」というモヤモヤを抱えること、けっこうあると思います。私も外の世界を見ないまま内輪の議論だけ続く場にいると、じわじわ息苦しくなります。 この本は、サムスンを称賛したいというより、内向きになった日本企業との“差”をどう捉えるかに視点が置かれています。印象的なのは、外を見る姿勢を失わないために、組織のトップがどこまで意思決定の壁を壊せるのかという点。そして、教育にとことん投資し、社員を半ば強制的にでも外へ開く仕組みをつくっている点です。新入社員が数十日単位でみっちり合宿するなんて、たしかに極端ですが、そこまでやらないと行動や価値観は変わらないのかもしれない、と考えさせられました。 読みながら、「強い組織って結局、外への感度を維持するための“仕組み”をどれだけ持てるかなんだな」と腑に落ちる瞬間がありました。自分のチームや会社に置き換えると、どこに壁があって、誰がそれを壊せるのかが少し見えるようになるはずです。組織の停滞感にうっすら疲れている人に刺さる一冊だと思います。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
ソニー、パナソニックなど、日本を代表する家電メーカーが軒並み苦戦するなか、「一人勝ち」を続けてきたサムスンが岐路に立っている。 最大の懸案は、一気にサムスンを巨大企業に育て上げた二代目社長・李健熙氏が倒れ、一時は昏睡状態に陥るなど、経営の一線に戻るのがかなり厳しいい状況にあることだ。三代目となるはずの息子、在鎔氏の資質は未知数である。 また、スマホ事業では、安価な中国メーカーに押され気味で、中国市場では、シェア・トップの座を明け渡している。 サムスンの参謀本部である未来戦略室の実態。ヘッドハンティングの戦略。トヨタやキャノンの手法にいかに学んだか。世界最強といわれる人事制度。後継問題。今後の成長戦略——これらサムスンの武器と弱点について、元サムスン経済研究所専務の張相秀氏と、経済ジャーナリストの片山修氏が語り合う。
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