
答えは必ずある
人見 光夫
ダイヤモンド社 / 2015-02-19
この本について
仕事で課題が山ほどあって、どれから手をつければいいのか分からないまま一日が終わっていくこと、けっこうありますよね。自分の部署だけで完結する改善に走ってしまったり、目の前の対処に追われて「そもそも何を良くしたいんだっけ」と迷子になる感じ、僕もよくあります。 『答えは必ずある』は、そのモヤモヤをいきなり解決してくれる本ではありませんが、視点を少し変えてくれる一冊でした。特に刺さったのは、課題が散らばって見えるときほど「こねくり回して一つにまとめる」姿勢です。数が多いから手がつかないのではなく、本質が見えていないだけだと気づくと、行動の順番が急に揃ってきます。そして、周囲の先輩や同業他社ではなく「世界」を相手に視野を広げるという考え方も、自分の基準がほんの数ミリだけ伸びる感覚がありました。 さらに、組織で動くときのヒントとして「全体最適に寄せるために思考の連鎖を当たり前にする」という話も現実的で、今日から職場に持ち帰れる内容です。理想像を描いてから動く、ゴールとロードマップを共有する、こういった地味だけど効く行動が、結局チームの迷走を防ぐんだろうなと思いました。 迷いながらでも前に進みたい人、特に「課題が多すぎて本質が見えない」と感じている人にはしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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