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ビスマルク ドイツ帝国を築いた政治外交術 (中公新書)

ビスマルク ドイツ帝国を築いた政治外交術 (中公新書)

飯田洋介

累計読者数39
平均ハイライト数 7.7件/人
推定読了時間 約5時間5分
star総合評価 50/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも人生でも、「自分の立ち位置が定まらないまま動かなきゃいけない時期」ってありますよね。原則を大事にしたい気持ちと、現実に合わせて形を変えないと前に進めない焦り。その間で揺れ続けていると、正解がどこにあるのかますます分からなくなってきます。 この本のビスマルクも、まさにその狭間でもがき続けた人物として描かれています。伝統に育てられながら、現実の政治ではナポレオン三世にも接近する。保守と革新を同時に抱えたまま、状況に押し流されず、それでも動き続ける。その姿が、妙に自分ごととして響くんです。彼が外交を学んだ背景や、フランクフルトでの強すぎる対抗意識、そして危機のたびに外からの刺激で立ち直っていく過程は、「迷っているからこそ見える選択肢もある」と教えてくれるようでした。 特に、主体的に動けず中立に落ち着いてしまったプロイセンの話は、結果だけを見て評価されがちな仕事の世界とよく似ています。うまくいったように見えても、裏側では葛藤や限界が積み重なっている。その“現実的な目線”でビスマルクを描いてくれるので、歴史書というより、仕事の判断に迷ったときの鏡みたいに読めました。 自分の信念と現場のリアルの折り合いに悩んでいる人には、特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

一九世紀ヨーロッパを代表する政治家、ビスマルクの業績は華々しい。一八七一年のドイツ帝国創建、三度にわたるドイツ統一戦争での勝利、欧州に同盟システムを構築した外交手腕、普通選挙や社会保険制度の導入―。しかし彼の評価は「英霊」から「ヒトラーの先駆者」まで揺れ動いてきた。「鉄血宰相」「誠実なる仲買人」「白色革命家」など数多の異名に彩られるドイツ帝国宰相、その等身大の姿と政治外交術の真髄に迫る。
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