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りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

白鳥 士郎、しらび

SBクリエイティブ / 2023-07-12

累計読者数8
平均ハイライト数 3.8件/人
推定読了時間 約5時間56分
star総合評価 52/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 56%

この本について

仕事でも趣味でも、自分の中に「これでいいのかな」と迷いが残る時ってありますよね。頑張っているつもりでも、周りのほうが覚悟がある気がして落ち着かない。自分の選んだ道を、胸を張って続けていいのかどうか。そのあたりの揺れに触れてくれるのが、この『りゅうおうのおしごと!』でした。 作中では、棋士たちが勝負のたびに迷ったり、焦ったり、心の折れそうな場面に出会います。特に、失敗を飲み込みながら次の一手を指す姿勢や、「強さ」より先に「心の持ちよう」が問われる瞬間は、仕事をしていて感じる現実にかなり近いと感じました。相手のわずかな変化を手がかりに覚悟を決めたり、根拠が揺らいでも、それでも頭を下げて前に進む場面は、自分が逃げずに立ちたい時のモデルみたいな感覚で読めます。 もう一つ、この作品の効き目だと思ったのは、「熱中している人を見ると、自分も動きたくなる」というあの感覚を思い出させてくれるところです。真剣勝負の場面で、登場人物が誰かの全力に胸を打たれて動き出す。その流れがすごく自然で、読んでいるこちら側まで背筋を伸ばされるようでした。努力とか根性という言葉に落とし込まないで、ただ「心が揺れると、人は前に進む」という当たり前を丁寧に描いてくれます。 頑張りたい気持ちはあるのに、一歩が重くなる人に刺さる作品だと思います。自分がいま何に向き合いたいのか、静かに確認したい時にちょうどいい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「負けたほうが将棋を捨てる」 あいVS天衣、宿命の再戦!! 「私の中で将棋は終わったわ」 スーパーコンピューター《淡路》を使って将棋の解に至ったと嘯く天衣は、その言葉を証明するかのように着々と勢力(タイトル)を拡大していく。 《淡路》との対局を繰り返した八一もまた、親友との初めてのタイトル戦に寂しさを感じていた。 「遅すぎたよ……歩夢」 最強AIが見せた未来は本物か、それとも幻か? 雛鶴あいは自分の信じる道を進むため、その未来を否定する。賭け金は――自分の未来。 「……わかった。天ちゃんに負けたら、わたしは将棋を捨てる」 あいと天衣。八一と歩夢。競い合うことを定められた光と闇の好敵手(ライバル)が遂に盤を挟む、再戦の18巻!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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